2009年11月 2日

ユビキタスという言葉

ラテン語の宗教用語であり、「神はあまねく存在する」という意味である。1991年に米ゼロックス(XEROX)社パロアルト研究所のMark Weiserが論文(The Computer for the 21st Century)に発表したのが最初といわれている。このとき彼は、ユビキタスという言葉の持つ『神の遍在』という意味を込めたわけではなかった。究極のインタフェースの理念は、それが何台のコンピュータであるとか、どのように接続されているかといった事象とは別の概念であることを強調したのだった。後に『遍在』という言葉が独り歩きしてしまったため、Weiserは"Calm Technology"という言葉を使うようになった。
日本におけるユビキタスの萌芽(TRON)
Mark Weiserのユビキタス論文より数年前の1984年に、坂村健(当時東京大学助手、現教授)はTRONプロジェクトを起こした。これが日本におけるユビキタスの始まりとされている。
TRONでは、電脳住宅などユビキタス社会につながる実証実験が行われた。
日本におけるユビキタスの変遷
坂村健は、TRONプロジェクトで電脳社会を実現するものとして、『どこでもコンピューター』という考えを提唱した。これが、「ユビキタス・コンピューティング」という言葉が日本に入ってきたときに受け入れる下敷きとなり、現在でもユビキタス社会を表現する言葉のひとつとなっている。国立国語研究所では、ユビキタスを表現する言葉として、「時空自在」と言い換える提案がなされたが、『時空を飛び越えて、どこにでも行くことができるタイムマシンのようだ』との批判が多く、現在も検討中となっている。最近では、「ユビキタス」を表わす言葉として『いつでも、どこでも、だれでも』という言葉が、ユビキタスと共に使われることが多い。
「ユビキタス」に関する規格化、標準化
「ユビキタス」の厳密な定義は、ユビキタスに関するコンソーシアム、各研究機関、政府機関で検討、提案されてきたが、規格化されてはいない。
世界標準機構であるW3Cでは2006年、「ユビキタス」に関するワークショップを設立し、国際基準の規格化に乗り出した。

※ユビキタス(Ubiquitous)とは、それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のことである。 ユビキタスは、いろいろな分野に関係するため、『ユビキタスコンピューティング』、『ユビキタスネットワーク』、『ユビキタス社会』のように言葉を連ねて使うことが多い。現在「ユビキタス」の厳密な定義は出されていないが、標準化団体であるW3Cでは2006年、「ユビキタス」に関するワークショップを設立し、国際基準の規格化に乗り出している。2007年4月には、日本での活動が展開されている。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
「ユビキタス」の厳密な定義は出されていないようです。

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